⑨就労移行支援事業所 【就労移行支援事業所とは?】  障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつで、一般企業等への就労を目指す障害や難病のある方が、働くための知識や能力を身につけることを目的とした施設です。利用には、市区町村の窓口での利用申し込み手続きが必要になります。 【利用条件】 1.原則18歳以上65歳未満の障害や難病をお持ちの方。 2.一般企業への就労を希望し、就労が可能と見込まれる方。 3.前年の所得状況に応じて、自己負担が生じる場合があります。 4.利用期間は原則最長2年です。 【役割】 1.働くための知識や能力(★★★)   ①個別支援計画 ②職業訓練 2.適性に合った職場探し(★★) 3.職場定着支援(★★★) 【職業紹介】  就職に向けた自己分析や企業研究などとともに、面接や履歴書の書き方のような就職活動の支援のサポートを行います。本事業所が直接、職業紹介を行うことはできないので、ハローワークや障害者職業・生活支援センター、障害者職業センターと連携します。 ワンポイントアドバイス:私共が実施したアンケート調査結果から、就労移行支援事業所の障害者支援で視覚障害が占める比率は3.7%と低く、今後、視覚障害者への就労支援の拡充が期待されます。