レクチャー:産業医とは 【役割】  50人以上の規模の事業場には産業医が選任されています。産業医はロービジョン者が安全に仕事ができるよう、事業者に対して就業上の意見を述べることができます。 【産業医の立場】  産業医は、事業者および労働者に対して、独立して専門的な意見を述べる職種です。どちらか一方の意見のみを容れて判断することはありません。 【産業医の個人情報取り扱い】  産業医には労働者に対して守秘義務が課されています。したがって、産業医宛に情報を提供したらそのまま事業者に情報が流れることがありません。職場の誰にも言えず、ひとりで悩んでい る労働者がいるのであればまずは、産業医に相談するよう指導してみてください。 【50人未満の事業者での対応】  都道府県ごとに設置されている産業保健総合支援センターに相談するといいでしょう。 参考:厚生労働省HP(心の耳)https://kokorono.mhiw.jp/center