④職場 【役割】 1.就労の意思・配慮の申し出の確認(★★★) 2.通勤を含む安全上の評価(★★★) 3.職場環境整備(★★) 4.障害にあった業務の割り当て(★) 5.専門機関との連携(★★) 【具体的な支援のポイント】 1.職場支援は本人が配慮の申し出をすることから始まります。 2.職場での移動に際しての安全性の評価をし、労働環境の整備方法や白杖の使用などを提案します。 3.見えづらさを評価した職場環境の整備を行います。 4.安全を確保できないと思われる時は上司に対し、出勤や作業を取りやめるよう助言します。 5.ロービジョン外来や訓練施設に継続して通えるよう精神面での支援をします。 6.職場に配慮を求めるのみならず、自分自身でも努力するように指導します。 【職場との連携のポイント】 1.職場の義務は従業員を安全に就業させることであることを理解し安全性を担保する働き方について提案します。 2.事業場に個人情報提供する際は、①利用目的、②周知の範囲、③本人同意、がなされているか確認します。 3.最終的な配慮事項は職場に意思決定権があるので、配慮が得られやすいよう工夫を行います。 ワンポイントアドバイス:眼科医は会社との対応で困ったことがあれば、まず産業医に連絡を。職場は眼科医と相談しながら安全に・無理なく働くことができる環境整備を。